点火コイルおよび点火条件

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●動作1の説明で電源が9まできていました、9−10−11−12でイグナイターに電源が供給されます。 オルタネーターの外輪に突起が4箇所あり、わずかな隙間をおいて、ピックアップコイルが接しています。 ローターの突起がコイルの磁束をきるときに僅かな電流を発生させます、イグナイターの配線BK/R Y間に 流れた電流によりイグニッションコイルへの電流がイグナイターで増幅されて発生され、点火時期にBK G 各各の線から 供給されます。    


●イグニッションコイルへの電流がイグナイターで増幅されて発生されるためには、イグナイターの W/R 線が接地されている 必要があります、13−14からジャンクションボックスに入った電源は3つのダイオード の内どの線か接地されていなければなりません。 負荷はダイオードです、      


●上のダイオードですがこれは動作1で説明した順路です、15−16−17−18ースターターロックアウトスイッチ  −19−20−21−22 です。         


●中のダイオードですが25−26から21と合流し接地されます。 


●下のダイオードは27−28−29でサイドスタンドのスイッチにはいります、このスイッチは車体を」支えているときは開放で 運転状態で接点閉です(図面に記載されていません)したがってこの回路は車を走行させている時の 回路です。 走行中は30−31−32−33で接地されます。


●イグナイターの13からの電流が流れたのでイグニッションコイルへの電流が流れる条件が整いました。BK線から40−41−42 で右の#2シリンダー側に G線で44−45−46で左の#1シリンダーに供給されます。イグナイターの BK/Y の 50線はシャーシーアース線です。 



eliminator 250SE配線系統図

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